設立趣旨書
近年、IT(情報技術)からICTという言葉を使うようになってきました。
ICT とはInformation and Communication Technology(情報通信技術)の略で、ITがコンピュータ機器や技術であるとしたら、Communication(伝達)、すなわち、情報を扱う主体となるのは人間であるという方向へシフトしてきている表れでもあります。
社会生活や学校生活においても、コミュニケーションが重要視されています。単なる技術者ではなく、コミュニケーション力をもった人を育て、技術を有効に活用できる場と地域の活性化につながる人材の活用、地域住民の不安や問題を解消に導くサポートをしていきたいと思います。
学校教育においては学力向上のツール(副読本や実験器具と同等)として、情報発信のベースとして、有効かつ有益な活用方法の指導、スムーズな授業を支援します。また、児童生徒においてはこれからの社会を生き抜くため、基本的な資質を育成する教育の援助を行います。さらには、学校や家庭におけるICT利活用の実践的な援助を行います。
社会生活においては、生涯学習のひとつとして地域の方の生きがいや学習意欲を満足させるための援助活動を積極的に行います。就労の場においても、有益となる技術力を身につけていただくための支援活動を行い、就職活動や個々のキャリアアップにつながる技術の向上やその支援を行います。
また、情報漏洩、仮想の場に頼りすぎた各種犯罪が頻発するなか、子供だけではなく、地域住民の不安を取り除くため、情報における安心・安全の対策とその普及活動を行います。
生活のあらゆる場面において、情報は切り離せないものとなっている昨今、生活を豊かに、明るい未来を感じられるような地域となることができるよう、その一端としてICTを活用した支援活動で貢献していきたいと考えます。
2009年9月
様々な場面でICT支援活動を行っています。